北加瀬熊野神社
2020.10.19[ 神社 ]
夢見ヶ崎動物公園内に鎮座する神社
北加瀬熊野神社
戦国時代末期創建・夢見ヶ崎動物公園内に鎮座する「北加瀬熊野神社」。
1587年(天正15年)に、北条氏直によって創建されたと伝わっています。江戸時代には北加瀬村の鎮守として祀られていました。
境内にある御由緒には、以下のように記されています。
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當社は武蔵風土記によると天正十五年十月(今より三八三年前)後陽成天皇の御代北條左京太夫氏直の建立したものであると、又他の古書によればそれ以前既に鎮座しありしもののようにも傳えられる。一説には安政九年頃(一〇九年前)火災に罹りしとも傳う。現在の境内に本宮、二の宮、三の宮と三社鎮座していたが明治四十二年二の宮、三の宮並に村内山崎、原、西の各稲荷社を本宮に合祀した。
大正十二年九月関東大震災に罹災したため應急修理をなし昭和七年春再建工事に着手九月完成現在にいたる。
昭和四十六年八月吉日
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御祭神は、伊邪那岐命・伊邪那美命・速玉男命・事解男命・倉稲魂命。
現在は木月住吉神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、JR横須賀線「新川崎」駅。徒歩約10分ほど。
社標。ちなみに背中側は、夢見ヶ崎動物公園の「シカ」展示エリア。
鳥居と拝殿。
拝殿前の狛犬。
境内社の浅間神社。江戸時代後期の1804年(文化元年)建立と伝わっています。小さな富士塚の上に社殿があります。
浅間神社の社殿。