南千住若宮八幡宮(荒川区南千住)
2025.06.28[ 神社 ]
公園の一角にお祀りされている神社
南千住若宮八幡宮(荒川区南千住)
若宮八幡児童遊園にお祀りされている「南千住若宮八幡宮(荒川区南千住)」。
創建年代は不明ですが、下記の通り八幡太郎の渡河の伝承が残っていることから、古くからお祀りされていたことが窺われます。『新編武蔵風土記稿』にも記載があり、そこでは別名として『杉苗八幡トモ云』とあります。
荒川区教育委員会による案内板『若宮八幡神社と八幡太郎義家伝説』には、以下のように記されています。
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若宮八幡の名のとおり仁徳天皇を祭神とする。平安時代、奥州攻めに向かう八幡太郎義家(源義家)が、荒川の「渡裸川の渡し」を渡る際、目印に白幡を立てたとも伝える。足立区千住仲町の白幡八幡は、この白幡が納められた神社という言い伝えを持ち、この付近が古くから渡河地点であったことを推測させる。
婦人の病に効験があるとされ、祈願して治った時には二股大根を描いた絵馬を奉納するという。近隣の崇敬を受け、平成十四年に社殿も新造営が行われた。
荒川区教育委員会
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上記の通り、御祭神は仁徳天皇。
現在は素盞雄神社の境外社となっているようです。
最寄駅は、都電荒川線「荒川一中前」駅、あるいは各線「南千住」駅。
神社外観。手前のスペースは、若宮八幡児童遊園。
正面から。
鳥居。
拝殿。
拝殿前の狛犬。
荒川区教育委員会による案内板。
社殿を横から。
MAP
東京都荒川区南千住6丁目35