諏方神社(荒川区西日暮里)
2018.04.02[ 神社 ]
「ひぐらしの里」日暮里・谷中の総鎮守として慕われてきた神社
諏方神社(荒川区西日暮里)
鎌倉時代初期の1205年に、この地を治めていた豊島家の当主・豊島経泰によって創建された「諏方神社(荒川区西日暮里)」。
信濃国一宮「諏訪大社」の御分霊を勧請したと伝わっています。もともとは低い場所にあったようですが、江戸時代初期の1635年に現在の高台の上(道灌山)に遷座しました。
御祭神は、建御名方神。
もともとこの地は新堀村と呼ばれていたのですが、江戸時代中期頃より江戸有数の景勝地として知られるようになり、「一日中過ごしても飽きない里」ということから「新堀」に「日暮里」(日暮らしの里)の文字が当てられるようになり、やがて正式名称になったそうです。
社殿は先の戦争の被害に遭いましたが、戦後に再建されました。
最寄駅は、各線「西日暮里」駅。徒歩5分ほどでしょうか。
境内社の銭降稲荷神社・末廣稲荷神社。
地蔵坂側の石段からの眺め。
神楽殿。