鈴ヶ森刑場跡
2020.03.30[ 史跡・公園等 ]
江戸時代の刑場のひとつ・丸橋忠弥や八百屋お七が処刑された場所
鈴ヶ森刑場跡
江戸時代の刑場のひとつ・東海道沿いに設置されていた「鈴ヶ森刑場跡」。
江戸時代当時、刑場は江戸に入る旅人に対しての「見せしめ」的な要素が強かったと云います。鈴ヶ森刑場は、東海道沿いに1651年(慶安4年)設けられました。丸橋忠弥(この刑場で最初に処刑されたと伝わる、由井正雪の乱の首謀者のひとり)・平井権八(目黒にある禿坂の逸話に残る、歌舞伎の演目でも有名な武士)・八百屋お七(様々な文学作品に取り上げられていますね)等がこの場所で処刑されたと伝わっています。
現在は第一京浜(国道15号)の拡幅工事等の影響により当時の面影はなくなっていますが、古くから受刑者供養のために設けられた日蓮宗鈴森山大経寺の境内となっており、古くからある供養塔等も残されています。
現在は東京都指定文化財にもなっています。
最寄駅は、京浜急行本線「大森海岸」駅、もしくは「立会川」駅。どちらからも徒歩10分ほど。
右側の道路が、旧東海道。
第一京浜側からの眺め。