大井蔵王権現神社

2017.08.03[ 神社 ]

平安時代後期の創建とも伝えられる古社・荏原七福神のひとつ 大井蔵王権現神社

詳細は不明ながら、平安時代後期の創建とも伝えられる「大井蔵王権現神社」。

鳥羽天皇の子孫の一人・頭中将光政が、子のないことを嘆き蔵王権現に祈願したところ一子を授かったことから、蔵王権現を祀りこの神社を創建したと云われています。

江戸時代、市中が火事や疫病が流行した際には、「権現神社の天狗のおかげ」で無事だったと言われるほど霊験あらたかな権現さまとして慕われていました。

もともと神社のあった場所は明治末期に国鉄大井工場ができることになり、数度の遷座を経て1998年に現在地に鎮座しました。前の道路は旧立会川。現在は暗渠化されて「大井町緑地児童公園」となっていますが、その形状から川筋を窺い知ることができます。

現在は、荏原七福神のひとつとして「福禄寿」も一緒に祀られています。

JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅。徒歩3分ほど。

大井蔵王権現神社写真

扁額。

大井蔵王権現神社写真

荏原七福神「福禄寿」。

大井蔵王権現神社写真

「招福 仲よし童」。

大井蔵王権現神社写真

社標。

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