仲六郷北野神社
2020.07.24[ 神社 ]
「止め天神」として江戸時代より慕われている天神さま
仲六郷北野神社
徳川吉宗にまつわる逸話から「止め天神」として江戸時代より慕われている「仲六郷北野神社」。正式名称は「北野天神」です。
創建年代は不明ですが、江戸時代中期には既にこの地に鎮座していたものと思われます。
江戸時代、徳川八代将軍吉宗が、この付近で暴走した馬から落ちそうになったのですが、何とか落馬を免れたそう。その際に、この神社の御加護があったと語ったということから、「落馬止め天神」「止め天神」と呼ばれるようになったと云われています。現在では、「落ちない」「滑り止め」から、受験生や選挙に臨む政治家も数多くお詣りしているのだとか。
御祭神は、菅原道真公。
現在は六郷神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、京浜急行本線「六郷土手」駅、徒歩1・2分ほど。
鳥居と社標。鳥居には「北野天神」、社標には「止め天神」と記されています。
拝殿に掲げられた扁額。
「平癒塚」(左)と「止め塚」(右奥)。「學成就塚」もあります。
拝殿前の狛犬。
境内脇にある「六郷の渡し跡」案内板。