有馬神明神社(川崎市宮前区有馬)
2020.12.12[ 神社 ]
村内の鎮守社が合祀されて存続している神社
有馬神明神社(川崎市宮前区有馬)
旧有馬村の鎮守社が合祀され今に続く「有馬神明神社(川崎市宮前区有馬)」。
江戸時代に旧有馬村の各集落の鎮守として祀られていた神明社二社と杉山社が、明治期にもともと神明社のあった場所に「有馬神明神社」として合祀されたと伝わっています。
境内にある「由緒沿革」には、以下のように記されています。
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創立年歴は不詳ですが、現在残されている記筆から文政六年(一八二三年)以前と推察されます。
明治三年の「神社明細帳」には、弘化二年(一八四五年)に再建とあり、また「新編武蔵風土記稿」には、当時の有馬村に神明神社二社と杉山神社の三社がありましたが、明治四十三年現在の神明神社に合併されたとあります。
その後、幾多の改修が行われ、平成十三年五月老朽化により取りこわし、十四年九月新社殿が竣功いたしました。
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現在の御祭神は、大日孁貴命。配祀神として、五十猛命。
神社のそばには、戦国時代に後北条氏の家臣だった窪田又五郎が築城したという有馬城の跡地「有馬城山」があります。現在丘は削られているのですが、かつては矢倉沢往還の監視に向いた場所だったのかもしれません。
現在は白幡八幡大神の兼務社となっているようです。
最寄駅は、東急田園都市線「鷺沼」駅。徒歩15分ほど。
有馬川側にある参道。
参道の鳥居。
拝殿。
境内社の稲荷社。
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MAP
神奈川県川崎市宮前区有馬5ー13ー24