五神明地神塔(横浜市旭区上川井町)

2024.02.04[ 史跡・公園等 ]

社日講によって造られた、五穀豊穣を祈願する石碑 五神明地神塔(横浜市旭区上川井町)

社日講によって造られた、五穀豊穣を祈願する石碑「五神明地神塔(横浜市旭区上川井町)」。

地神塔は江戸時代から明治期にかけて多く造られたといいます。東京都内や神奈川県内の神社を散策している私からすると「神社によるあるものの一つ」という程度の認識だったのですが、全国規模ではなく、東日本では神奈川県、西日本では岡山県・香川県を中心に多く造られたのだそう。

地神は、特に東日本では農耕神としての性格を持ち、春には五穀豊穣を祈願し、秋にはその年の収穫に感謝する対象として、社日講の人々によって祀られました。社日の起源は古代中国に由来するもので、「社」とは産土神を意味するといいます。

こちらの地神塔は五角形の石柱のそれぞれの面に「天照大御神・大己貴神・少彦名神・埴安姫神・倉稲魂神」の五柱の神名が刻まれています。

最寄駅は、東急田園都市線「町田グランベリーパーク」駅、あるいは「すずかけ台」駅。ただどちらからも、徒歩だと結構かかります。。

五神明地神塔(横浜市旭区上川井町)写真

五神明地神塔(横浜市旭区上川井町)写真

五神明地神塔(横浜市旭区上川井町)写真

五神明地神塔(横浜市旭区上川井町)写真

MAP

神奈川県横浜市旭区上川井町2248

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