一本杉元八幡神社
2020.01.29[ 神社 ]
戸越八幡神社の御神体が出現した場所に造られた神社
一本杉元八幡神社
戸越八幡神社の御神体が出現した場所に造られた八幡さま「一本杉元八幡神社」。
1688年に、成就庵跡地に祀られたのが起源と伝わっていますが、この「成就庵」とは、現在の戸越八幡神社の元となった草庵で、この草庵にあった池に八幡大菩薩の神像が出現したと伝わっています。つまり、言いようによっては(?)ここが戸越八幡神社の元宮にあたる場所、ということなんですね。
戸越八幡神社の公式ホームページには、以下のように記されています。
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「八幡宮出現由来記」寛永廿末年九月行慶寺刊行の木版本によれば、この成就庵は、昔俗称一本杉の字名のある所の庵寺で藪清水の池を控えて一般の信仰を集め、遠近から参詣するもの引もきらず、大永年間に行永法師が諸国行脚の折この庵に立寄り、折柄の十五夜の月を眺めて、時を移しうたた寝して、夢に輝く光を藪清水の池から放っているのをみて、池の中を探して、誉田別命(応神天皇・八幡大神)の御神体の出現をみたので、謹しみ戴いて茲に小祠を建てて祀った。
今の一本杉元八幡宮はその跡と云う。
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(以上、戸越八幡神社公式ホームページより抜粋)
「一本杉」の字の由来となった杉の木は、1926年までは残っていたと伝わっています。
最寄駅は、東急池上線「戸越銀座」駅。徒歩2分ほど。