鳥山八幡宮
2018.06.25[ 神社 ]
鎌倉時代初期に、佐々木高綱によって創建されたと伝わる八幡さま
鳥山八幡宮
鎌倉時代初期に、佐々木高綱によって創建されたと伝わる「鳥山八幡宮」。
佐々木高綱は、佐々木氏の棟梁だった佐々木秀義の四男。佐々木氏は宇多源氏のうちのひとつで、後に六角氏、京極氏を生んだ系統です。
高綱は源頼朝の挙兵時(石橋山の戦い)から父・兄弟とともに頼朝に従い、活躍した武将の一人。頼朝により現在の横浜市港北区鳥山町一帯を賜り、この八幡宮の他に三会寺の建立にも尽力したと伝わっています。また頼朝より賜った名馬「池月」(生唼とも)を祀る馬頭観音堂も近隣に残っています。
高綱の父・佐々木秀義は、平治の乱の際に源義朝に加勢し、奥州へ逃れる途中に当時この地(現在の神奈川県東部から東京都西部)を治めていた渋谷重国によって保護され、その後頼朝挙兵時には子供達を頼朝に従わせるとともに平氏側の頼朝討伐の情報を伝え、その功績により元の領地である近江に戻ることができたのだそう。
現在は東神奈川熊野神社の兼務社となっています。
最寄駅は、JR横浜線・横浜市営地下鉄ブルーライン「新横浜」駅。徒歩30分ほど。
社殿へと続く参道。右側の大木の下には地神塔が建っています。
一の鳥居。石段を登った上に社殿があります。
末社の弁天社。社殿へ向かう石段の前の鳥居の横に鎮座しています。
境内からは、日産スタジアムの屋根が見えます。
鳥山八幡宮。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
RICOH THETA SCによる360度画像(2018.12撮影)。