舩玉神社(藤沢市大鋸)
2024.06.11[ 神社 ]
源実朝の唐船建造の逸話が伝わる神社
舩玉神社(藤沢市大鋸)
鎌倉幕府三代将軍・源実朝の唐船建造の逸話が伝わる「舩玉神社(藤沢市大鋸)」。
創建年代は不明ですが、鎌倉幕府三代将軍・源実朝が唐船の建造を進めた際、この付近の材木を切り出し由比ヶ浜へ運ばせたと伝わっており、また古くから舟がこの付近まで出入りしていたことから、海上交通守護祈願のためにお祀りされた船霊信仰の跡ではないかと思われます。
舟久保町内会自治会による案内板には、以下のように記されています。
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祭神は弟橘姫命です、神社前の道は鎌倉街道で腰越又は深沢を通って鎌倉へ入ったようです、昔は江ノ島から、この付近まで舟が出入りしたといわれ、鎌倉三代将軍・源実朝が舟を造らせたとき材木を切り出したところと伝えられています。ここは大鋸と言う地名ですが、「大鋸引き(おおがひき)」という職人たちが住んで船大工や玉縄城の御用などしていたといわれています。
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上記の通り現在の御祭神は、弟橘姫命。
現在は藤澤諏訪神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、各線「藤沢」駅。徒歩約8〜10分ほど。
社殿。
境内社と、二宮金次郎像。
御由緒の書かれた案内板。
境内の狛犬。
鳥居の扁額。
MAP
神奈川県藤沢市大鋸2丁目4−12