上小山田神明神社(町田市上小山田町)
2024.05.16[ 神社 ]
小山田重義によって創建されたと伝わる「上小山田神明神社(町田市上小山田町)」。
鎌倉時代前期の貞応年間(1222~1224年)に、小山田重義によって創建されたと伝わっています。当初は田中谷戸にお祀りされていましたが、1875年(明治8年)に現在地に遷座しました。『新編武蔵風土記稿』には、上小山田村田中谷戸の鎮守だったと記されています。
境内に掲示されている『神明神社の御祭神及び由来』内の御由緒には、以下のように記されています。
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鎌倉幕府の家人として活躍した小山田一族の小山田次郎重義氏が、貞応年間(1222~4年)に、伊勢の伊鈴川の面影が色濃い場所として上小山田の田中谷戸を選んで、伊勢の天照大神の御霊を勧請したのが始まりと伝えられています。
明治8年(1875年)に、御霧の立ち上るよい所を鎮守の森と選び、現在地に遷座しました。
その折に、村内各地にあった神社六社を神明神社の社殿内に合祀しました。
【山王社 八坂神社(御祭神 素盞鳴尊)、金山神社(御祭神 金山彦命)、天王社 日枝神社(御祭神 大山咋神)、蚕影神社(御祭神 蚕大神)、稲荷神社(御祭神 宇迦之御魂神)、金刀比羅神社(御祭神 大物主神)】
尚、現在の社殿は、平成六年(1994年)五月に再建し、現在に至っております。
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御祭神は、天照坐皇大御神。
最寄駅は、JR横浜線「矢部」駅、あるいは「淵野辺」駅。どちらからも徒歩だと30分以上かかります。
鳥居へと続く石段。鶴見川沿いからなだらかに続く丘陵の頂上に近いところにあります。
石段の上の鳥居。
境内の様子。鳥居から拝殿に向かって、赤いカーペットのようなものが敷かれています。
拝殿。
拝殿前に掲げられている御由緒。
MAP
東京都町田市上小山田町2582