三宿神社
2021.05.16[ 神社 ]
毘沙門天を祀っていた寺院が起源
三宿神社
毘沙門天を祀っていた寺院が起源の「三宿神社」。
中世、この地には吉良氏によって築かれた世田谷城の砦のひとつであった多聞寺城があり、その中にあったのが多聞寺だったと云われています。その名の通り、御本尊は多聞天(毘沙門天)でした。しかし多聞寺は明治期の廃仏毀釈により廃寺に。もともと毘沙門堂のあった場所を使い新たに造られたのが「三宿神社」です。
御祭神は、毘沙門天から後に大物主神となり、現在は倉稲魂命だそう。
春の日差しの強い日にお詣りしたのですが、木漏れ日が幻想的な雰囲気を作り出していて、とても良い感じでした。
最寄駅は、東急田園都市線「池尻大橋」駅。徒歩約15分ほど。「三軒茶屋」駅からも徒歩圏です。
正面の鳥居。
「三宿神社」と「毘沙門天」のふたつの社標。
境内の風景。
背の高い木々によってつくられた影と木漏れ日のコントラストがとても幻想的です。
拝殿。
境内社の稲荷神社。
MAP
東京都世田谷区三宿2丁目27−6