中村八幡宮
2018.12.18[ 神社 ]
旧武蔵国久良岐郡石川郷に祀られた八幡さま
中村八幡宮
旧武蔵国久良岐郡石川郷に祀られた八幡さま「中村八幡宮」。
創建年代は不明ですが、延喜年間(10世紀初め)には既にこの地に八幡大明神として祀られていたと伝わっています。明治期に「八幡宮」と改称され村社となり、以降「中村八幡宮」と呼ばれるようになりました。
御祭神は、誉田別命・天照大御神・五丹大神。五丹大神については「新編武蔵風土記」に『鎮守と五丹大明神を相殿とす』とあり、社務所の方にお伺いしたところ、仏教に関係するものが起源なのではないかと仰っていました。
現在は「横濱開港神社巡り」のひとつになっています。
最寄駅は、市営地下鉄ブルーライン「阪東橋」駅。徒歩15分ほど。
大鳥居と社標。
大鳥居。
最初の石段を上った先に社務所があります。
獅子山型の狛犬。
左手の石段の先に拝殿があります。
境内社の稲荷社(右)と、明治から昭和にかけての戦争で亡くなった氏子の英霊を祀る忠霊祠。
内務省地理寮水準点(几号高低標)。明治期に西洋式地図の作成にあたり、内務省によって設置されたもの。神社のサイトによると「当時の地図と比較して位置が動いていないものと思われる」とのこと。大鳥居の手前にあります。