小沢城址浅間神社(川崎市多摩区菅仙谷)
2022.05.13[ 神社 ]
小沢城址の峰に築かれた富士講の跡
小沢城址浅間神社(川崎市多摩区菅仙谷)
小沢城址の峰に築かれた富士講の跡「小沢城址浅間神社(川崎市多摩区菅仙谷)」。
小沢城は戦国時代以降廃城となっていますが、江戸時代に富士講が流行した際に富士塚として庶民に親しまれていたと云います。こちらの祠は1806年(文化3年)に建立されました。
祠の脇にある「浅間山と浅間神社」と書かれた案内板には、以下のように記されています。
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小沢城は標高約90mの浅間山・小沢峰(物見台)・八州台(富士塚)の三つの峰を中心に構成されていて、地元では一般に「天神山」とよばれ親しまれています。
浅間神社は富士山信仰の神社ですが、碑には「武州橘樹郡菅村 世話人惣村中 文化三寅年」と刻んであります。
この付近から小沢城の防御投石用と思われる「つぶて石」が多く発見されたそうです。
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街中に残された城跡・富士塚の鉄則?の通りと言いますか、登るのもそれなりに大変ですが、やはり危険なのは降り。小沢城址には歩き易い靴で入りましょう!
最寄駅は、京王相模原線「京王よみうりランド」駅。各線「稲田堤」駅からも徒歩圏です。
正面から。
小沢城址里山の会による案内板。
小沢城址側から来ると、祠の裏側に辿り着きます。
木々が生い茂っていて視線を遮ってはいますが、ここからの眺めは本当に素晴らしいです。
MAP
神奈川県川崎市多摩区菅仙谷1丁目4