平戸白旗神社(横浜市戸塚区平戸町)
2022.09.30[ 神社 ]
源頼朝の遺髪を御霊代として祀る「平戸白旗神社(横浜市戸塚区平戸町)」。
鎌倉時代後期の1302年(乾元元年)に、相承院七世智円が東福寺の鎮守として勧請・創建したのが起源と伝わっています。江戸時代には平戸村の鎮守として祀られていました。
手水舎脇にある石碑には、御由緒について以下のように刻まれています。
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当神社は、頼朝公薨して百三年後の乾元元年(紀元一九二二年西暦一三〇二年)九月九日鎌倉鶴岡の相承院の前住元智が勧請したもので明和六年(紀元二四二九年西暦一七六九年)十月十四日には相承院を通し、みたましろとして「右大将家(頼朝公)の御鬢髪三筋」を送られた。(東福寺所蔵文書)東福寺の神事奉仕は創祀以来凡そ五百七十年に及んだ。
東福寺の鎮守として発足した当神社は、江戸時代には平戸村の鎮守となり(新編相模風土記)明治六年(紀元二五三三年西暦一八七三年)十一月十日には村社、昭和十四年九月二十日には幣帛供進村社となったが大東亜戦争後の昭和二十八年九月十五日に県知事の認証を受け新発足して宗教法人となり神徳いよゝ明らかである。因みに現社殿は新築され昭和七件四月十日竣工したものである。昭和五十四年屋根葺替、一月十日起工四月二日完成。平成二年十一月御大典奉祝記念として玉垣築造。
氏子総代会
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上記の通り、江戸時代の1769年(明和6年)には源頼朝の遺髪を送られており、これは現存しているそうです。
御祭神は、源頼朝命。
最寄駅は、JR横須賀線「東戸塚」駅。徒歩約20分ほど。
神社外観。
正面の鳥居。
鳥居の先には、拝殿へと続く石段が。左手に手水舎があり、その横に御由緒の刻まれた石碑があります。
拝殿。源氏の家紋の「笹竜胆」が目をひきます。
拝殿の扁額。
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神奈川県横浜市戸塚区平戸町302