鶴見神社
2018.01.01[ 神社 ]
旧武蔵国橘樹郡鶴見村の村社・五十猛命と素戔嗚尊を祀る神社
鶴見神社
旧武蔵国橘樹郡鶴見村の村社として崇められてきた「鶴見神社」。
7世紀初めの創建と伝えられ、地域最古の神社と言われています。もともと「杉山大明神」と称していましたが、大正期に現在の「鶴見神社」に改称されました。
現在の御祭神は、五十猛命。相殿に素戔嗚尊。元は、杉山大明神と牛頭天王。様々な「運命のいたずら」の結果とはいえ、素戔嗚尊と五十猛命の親子を共に祀っているんですね。
杉山大明神を祀っていた経緯から、武蔵国六宮「杉山神社」の論社のひとつとも考えられています。
相殿の天王宮の大神輿は、横浜最古の神輿と云われています。約350年前に、鶴見川の上流にある鎮守天王社(現在の小倉神社)で神輿を洗った際に、誤って流してしまったものがこちらに流れ着いたものと伝えられています。
また現在は、「鶴見七福神」のひとつとして「寿老人」も祀っています。
最寄駅は、JR京浜東北線「鶴見」駅。徒歩5分ちょっと。
境内前の鳥居。
鳥居横の社標。
社殿前の狛犬。
境内社。大鳥社・関神社・秋葉社・稲荷社が並んでいます。
境内社の富士浅間社。
神社へと続く参道。
参道の入り口にある「身禄道」の案内板。現在境内社となっている浅間社は、もともとこの場所に築かれた富士塚にあったそう。