富岡八幡宮(横浜市金沢区富岡東)
2021.10.05[ 神社 ]
鎌倉の鬼門鎮護のために創建されたと伝わる「ハマのエビス様」
富岡八幡宮(横浜市金沢区富岡東)
鎌倉の鬼門鎮護のために創建されたと伝わる「富岡八幡宮(横浜市金沢区富岡東)」。
建久年間(1190年~1199年)に、源頼朝が摂津国難波の蛭子神を勧請・奉斎したのが起源と伝わっています。その後安貞元年(1227年)に八幡神が合祀され、名称も八幡宮に改称されました。
応長年間に起こったと云われる「応長の大津波」(1311年)の際、この地域は八幡宮の山に守られて無事だった事から「波除八幡」とも呼ばれるようになったと云います。江戸時代に深川の砂州干拓の工事が難航したした際、この故事に因み富岡八幡宮にて波除の祈願を行い、無事に完成した後に御分霊を勧請し創建されたのが「深川八幡(正式名称は富岡八幡宮)」です。
御祭神は、八幡大神(応神天皇・神功皇后・比売神)・蛭子命・天照皇大神。天照皇大神は、明治期に近隣の伊勢皇大神宮を合祀したことによるもの。
由緒沿革から「鬼門鎮護」「波除八幡」といったパワーワードがあるのですが、公式ホームページではタイトルとして「ハマのエビス様」と謳っているところに、神社のこだわりが感じられます。また「横浜金澤七福神」のひとつ(もちろん蛭子尊)にもなっています。
最寄駅は、京浜急行本線「京急富岡」駅。徒歩約15分ほど。
正面の鳥居。北側にあります。
石段を上がると、参道の先に拝殿が見えます。
拝殿。
境内社。
蛭子像。
MAP
神奈川県横浜市金沢区富岡東4丁目5−41