常盤日枝神社(町田市常盤町)
2023.12.14[ 神社 ]
旧小山田村常盤集落の鎮守
常盤日枝神社(町田市常盤町)
室町時代に創建された、常盤集落の鎮守「常盤日枝神社(町田市常盤町)」。
室町時代の1558年(永禄元年)に旧小山田村常盤集落に創建されたと伝わっています。その後明治期の一村一社政策により上小山田鎮守の神明神社に合祀されましたが、戦後に還座しました。
境内にある石碑『日枝神社由緒』には、以下のように刻まれています。
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日枝神社(祭神・大山咋神)は永禄元年(西暦一五五八年)今から四四一年前には常盤の集落に鎮座されていたといわれます 永い歴史の中で集落の守護神日枝神社は消長流転を経ながら氏子や崇敬者に支えられてきました
とりわけ明治三十九年から昭和三十二年まで五一年間 日枝神社は神明神社(上小山田鎮守)内に移され、境内社に遇されておりました 偶々 町田市制に伴う町名分割(上小山田町と常磐町)により日枝神社は常盤の鎮守としてこの地に再び還ってきました
漸く諸般の情勢が調い 平成五年五月 神社本庁の承認を 平成八年三月 東京都から宗教法人の認証を得ることができました
これを契機に 平成九年二月 社殿造営計画を開示しましたところ 氏子崇敬者の篤い理解に支えられて資金の目途も樹ち 建設も順調に推移し 平成十一年七月社伝は完成するに至りました
壮麗な社殿の造形は常盤ノ里の鎮守にふさわしく 信仰の心とともに永く後世に伝えられるものと信じます
平成十一年七月
日枝神社 宮司 井上良胤
日枝神社社 殿建設委員会
宮澤正康 撰・書
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御祭神は、大山咋神。
最寄駅は、JR横浜線「矢部」駅。
正面の鳥居。
手水舎。
御由緒の刻まれている石碑。
拝殿。
拝殿の扁額。
境内社の蚕影神社。
境内社。お稲荷さまでしょうか?
MAP
東京都町田市常盤町3257