須賀神社
2017.02.22[ 神社 ]
四谷十八ヵ町の総鎮守・映画「君の名は。」でも登場した神社
須賀神社
江戸時代初期に、赤坂・清水谷にあった稲荷神社が江戸城外堀造成のためにこの地に遷座したのが始まり。ちなみに須賀神社に限らずこの地にある多くの寺院はこの外堀造成の影響で現在の麹町エリアから移動を余儀なくされたものだそう。
その後「島原の乱」の際に功を挙げた馬込勘由が当地を拝領。出身地だった日本橋大伝馬町の鎮守として神田明神に祀られていた牛頭天王をこの神社に合祀し「四谷天王社」と呼ばれるようになりました。
明治期の新仏分離により現在の「須賀神社」に改称。
先の大戦の空襲により被災しましたが、本殿と境内摂社は残ったそう。神社に対して失礼な言葉遣いだとは思いますが、当時のことを思えば「強運」の持ち主ですね。現在まで続く金色の建物は、後年の修復の賜物とはいえ、そういった経緯があってこそです。
現在の御祭神は、須佐之男命、宇迦能御魂命。
場所にもよりますが、、神社といえば「階段(石段)」、階段といえば「転落死」=殺人事件ということで?ドラマなどでも数多く登場します。
最近で話題になっているものといえば「君の名は。」のあるシーン(重要なシーンですね)。お詣りした日も、多くのファンの方がここの階段に集まっていました。しかし千駄ヶ谷駅からここまでは、結構な距離があります。私ならここまでは走れそうにありません。。
最寄り駅は地下鉄「四谷三丁目」駅。徒歩10分かからないくらい。向かう方角にもよりますが、新宿通りから行くと大きな窪み(谷)を経由することになります。神社前の窪みは、もともと「赤坂川」という川が流れていたそう。明治初期の地図でも確認することができます。決して大きい川ではないのですが、川の侵食あってのあの石段なんですね。
この階段には特に人がいっぱいでした。