六郷八雲神社
2017.03.17[ 神社 ]
屋敷神から出世して旧雑色村の鎮守神になった元牛頭天王社
六郷八雲神社
この地の住人だった小宮四郎右衛門という人が屋敷神として牛頭天王を勧請したのが始まりとされる「六郷八雲神社」。江戸中期・宝暦年間の創建と伝わっています。
その後この地域に住民が増えた際に、村の鎮守として現在地に遷座しました。当時は「雑色村牛頭天王社」と呼ばれていたようです。現在の氏子地域は南六郷1丁目とのこと。
現在の御祭神は素戔嗚命。社殿は昭和34年に再建されたもの。鳥居は昭和10年建立のもの。
氏子地域が極めて小さく、しかもその多くは個人住宅だろうという場所で、維持していくのはきっと想像以上に大変なことだと思いますが、今後も残って欲しいですね。