杉山大神(横浜市神奈川区六角橋)
2018.02.15[ 神社 ]
「六角橋」の由来を伝える日本武尊の逸話が残る神社
杉山大神(横浜市神奈川区六角橋)
「六角橋」の由来を伝える日本武尊の逸話が残る「杉山大神(横浜市神奈川区六角橋)」。
遥か昔、日本武尊東夷征伐の折、日本武尊がこの地の大伴久応の庵に宿泊した際に六角の箸を使い、これを下賜したそう。大伴久応は箸の一本に天照大神、もう一本に日本武尊と記し、後に宝秀寺開山清誉上人が日本武尊を杉山大明神として祀ったのが起源と伝わっています(別説では、もともと杉山大明神の別当を務めていた寶秀庵を清誉上人が宝秀寺として再興したとも伝わっています)。
この逸話から現在の「六角橋」の前身「六角箸村」が生まれたそう。ただそのままでは畏れ多いということから、「六角橋」に改められたと云われています。古くから六角橋村の鎮守として崇められてきた神社です。
現在の御祭神は、大物主命・日本武尊。現在は東神奈川熊野神社の兼務社になっています。
最寄駅は、東急東横線「白楽」駅、もしくは横浜市営地下鉄ブルーライン「岸根公園」駅。どちらからも、徒歩10分ちょっとでしょうか。
鳥居は、住宅街の細い路地の中にあります。
細い参道を進むと、緩やかな石段があります。
拝殿横にある御由緒板。
境内社。
境内横の道からの南側の眺め。杉山神社は、全体的に眺めの良い場所に立つ神社が多い印象です。