小野照崎神社
2018.03.24[ 神社 ]
平安時代の公卿・小野篁の霊を奉斎し創建されたと伝わる神社
小野照崎神社
平安時代の公卿・小野篁(おののたかむら)の霊を奉斎し創建されたと伝わる「小野照崎神社」。
小野篁は、現代風に言えば「優秀な官僚にして、評価の高い文人」といった感じでしょうか。そういった経緯から「学問・芸能」の神様として崇められています。新宿にある「新宿諏訪神社」を創建したと伝わっています。
もともと忍岡(上野山近辺)にあったそうですが、上野山寛永寺の創建にあたり、もともと稲荷社があったこの地に遷座しました。
江戸時代末期には、菅原道真の自刻と伝わる像を受け入れ相殿に祀ったことから「江戸二十五天神」のひとつに数えられました。
御祭神は、小野篁。相殿に、菅原道真。
現存する社殿は、1866年のもの。関東大震災や東京大空襲を免れた、都内では貴重な建造物ですね。
最寄駅は、東京メトロ日比谷線「入谷」駅。徒歩2・3分ほど。JR山手線「鶯谷」駅からも、徒歩10分ほどです。
富士塚「下谷坂本富士」。毎年富士山の開山日にあわせ、7月1日に登頂できるそうです。
境内社の稲荷社・織姫神社。
境内社の御嶽神社・三峰神社。