今井権現神社(小田原市)
2019.09.20[ 神社 ]
小田原合戦の際に徳川家康が陣を張った場所に建てられた東照宮
今井権現神社(小田原市)
小田原合戦の際に徳川家康が陣を張った場所に建てられた東照宮「今井権現神社(小田原市)」。
神社の横には「徳川家康陣地跡の碑」があり、案内板には以下のように記されています。
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この記念碑は、天正十八年(一五九〇)の小田原戦役の際、徳川家康が陣を張った跡に建設されたものです。
碑文は、小田原城主大久保忠真の作で、藩士岡田左太夫光雄に書かせ、天保七年(一八三六)九月十七日建立しました。
徳川家康は、この戦役に豊臣方の先鋒として、約三万人の兵を率いて出陣し、兵を三方に分けて箱根を越ええました。
三島から宮城野を経て、明星岳を越え久野諏訪原に出た軍と、鷹ノ巣城(箱根町)を陥れて湯坂を越えた軍、そして足柄城(南足柄市)、新荘城(山北町)を陥れ、足柄越えした別の軍とが合流し、小田原城の東方のこの地に布陣しました。
陣所は、当時今井(現寿町)に住んでいた柳川和泉守泰久の宅地で、ここを本陣とし、北条氏が降服して開城するまで、およそ一一〇日間滞留していたといわれています。
なお、この碑の形状等は、次のとおりです
一、碑の総高 三三五センチ
一、碑石の高さ 二二二センチ
一、碑の幅・厚さ 幅一三〇センチ・厚さ二八センチ
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御祭神は、徳川家康。
最寄駅は、伊豆箱根鉄道大雄山線「緑町」駅、あるいは各線「小田原」駅。
この看板が目印。脇道を入っていきます。
目指す先は大きな木のあるところ。
木のあるところに、鳥居が。
こちらが、今井権現神社(東照宮)。
「徳川家康陣地跡の碑」。だいぶ風化が進んでいます。