野津田神社(町田市野津田町)
2024.01.06[ 神社 ]
江戸時代創建・現在は野津田町の氏神様「野津田神社(町田市野津田町)」。
江戸時代中期の1700年(元禄13年)に創建、江戸時代には五社神社と称し、村内の暖澤・田中の鎮守としてお祀りされていました。その後1888年(明治21年)に御霊神社と改称、さらに1909年(明治42年)には近隣の春日社・幸山社・神明社・御嶽社を合祀し現在の「野津田神社」に改称されました。
境内の御由緒板には、以下のように記されています。
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創建元禄十三年九月二十八日
明治四十二年春日社幸山社御嶽社御霊神社に合祀する
原社殿は大正十五年十月二日に造営する
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また社標の裏には、以下のように刻まれていました。
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明治四十一年まで五社神社と称していたが翌年春日社幸山社神明社御嶽社を合祀し社名を野津田神社とした
満州事変支那事変大東亜戦争に従軍し無事帰還神恩に感謝し石阪清一氏奉納す
昭和六十年八月吉日 宮司 池田豊 記
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現在の御祭神は、伊邪那岐命・伊邪那美命・国常立尊・天照大神・天津児屋根命・日本武尊。元の御祭神は、『新編武蔵風土記稿』にも『詳ならず』とあり、不明です。この地はもともと徳川幕府の鷹場でもあり、またしばしば代官が代わっていたため、神社は残ったものの創建譚が失われてしまったのかもしれません。
最寄駅は、小田急小田原線「玉川学園前」駅、もしくは「鶴川」駅。しかし徒歩だといずれからも40分以上はかかると思います。。
南側からの神社外観。
境内社。
正面の一ノ鳥居。
文久2年(1862年)に奉納された狛犬。
参道を進むと、すぐにニノ鳥居があります。
ニノ鳥居の先、左手に拝殿があります。
境内の御由緒板。
拝殿。
境内の眺め。左側の階段からは「ぼたん園」「民権の森」に続く道があります。
MAP
東京都町田市野津田町2319