中島弁財天(荒川区南千住)
2025.12.23[ 神社 ]

「元弁天湯」にお祀りされていた弁天像
中島弁財天(荒川区南千住)
銭湯の中庭にお祀りされていた弁天像が起源の「中島弁財天(荒川区南千住)」。
かつてこの地域にあった「元弁天湯」という銭湯の、女湯の脱衣場の中庭に置かれていた弁天様。しかし東日本大震災に遭い銭湯は閉業してしまいました。その後、現在の地に遷し安置するようになったのが現在の「中島弁財天」です。
案内板には、以下のように記されています。
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中島弁財天の由来
当商店街至近の「元弁天湯」は大正時代創業で、関東大震災や空襲をくぐり抜けた建物は「都内最古級」と云われ百年近く地域に親しまれてきましたが東日本大震災で配管等に甚大な被害が出て閉業しました。
その女湯の脱衣場の中庭に置かれていたのが七福神の一つ此の弁天様です。開運、商売繁盛、弁活、芸術、財神、延寿の神 弁財天として安置致しました。
かつて、江戸時代から明治二年の版籍奉還まで、大名伊勢亀山藩主石川家(六万石)の下屋敷・抱屋敷として立地し、その屋敷内に大きな弁天池が有り、その中の島に祀られていた「中島弁財天」に由来するものであります。
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最寄駅は、都電荒川線「荒川一中前」駅。

外観。マンションの一角にお祀りされています。

祠近影。

弁天像。

案内板。
MAP
東京都荒川区南千住1丁目23−11









