諏訪神社(横浜市港北区箕輪町)
2019.08.23[ 神社 ]
15世紀創建・村の鎮守として祀られたお諏訪さま
諏訪神社(横浜市港北区箕輪町)
15世紀創建・村の鎮守として祀られた「諏訪神社(横浜市港北区箕輪町)」。
創建は1444年(文安元年)、箕輪村の鎮守として祀られたのが起源と伝わっています。
境内に掲げられた「由緒沿革」には、以下のように記されています。
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当社は、室町時代前期の文安元年、箕輪村の鎮守として祭られ、御神体は長さ六寸の木像で、三間に二間の拝殿が本社に造り添えられ、前には木の鳥居が建ち、例祭日は七月二十四日であった、と「新編武蔵風土記稿」に記されている。また、江戸時代、安永五年の同村景谷山東観寺大聖院の記録には、その”支配宮”であったことが明記されている。
年経て、大正三年十月八日、部落内に鎮座する御嶽社・稲荷社・天神社・神明社・厳島神社・道祖神を合併し、箕輪の総鎮守として崇敬され、現今の発展を見るに至っている。
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御祭神は、武御名方命・天照大神・大己貴命・少彦名命・倉稲魂命・国常立命・菅原天神・猿田彦命・市杵島姫命。
現在は南加瀬にある天照皇大神の兼務社となっているようです。
最寄駅は、東急東横線・横浜市営地下鉄グリーンライン「日吉」駅。
鳥居。
境内に掲げられた御由緒板。
拝殿。拝殿前の石段は、結構傾斜があります。
拝殿横からの眺め。正面に見える小山は現在「日吉の丘公園」となっていますが、旧海軍艦政本部の地下壕があった場所。しかしこちらは公開されていないそうです。なお、慶應義塾大学日吉キャンパスの地下にある地下壕は、月に2回ほど見学会が行われています。