出世稲荷神社(大田区南馬込)
2020.02.28[ 神社 ]
児童公園の中にある小祠
出世稲荷神社(大田区南馬込)
児童公園の中にある小祠「出世稲荷神社(大田区南馬込)」。
境内は現在「ひばり児童遊園」になっています。鳥居と祠以外(狛犬など、もともとあったのかはわかりませんが)は全てなくなっています。急坂の上部にあるのですが、この坂は細くて見通しがきかないために追いはぎに遭う人が多かったことから「おいはぎ坂」と呼ばれるようになったそう。
創建年代は不明ですが、この地域の旧家森氏に祀られていた守護神が発祥と云われています。その後馬込村上臺の鎮守になったそう。
神社にしては珍しく北向きに造られていることから「北向稲荷神社」とも呼ばれているそうです。
おいはぎだったり北向きだったり、なんとも縁起の悪そうなエピソードばかりですが、そういった悪いものを全てこちらの祠が吸収して転じて御利益があるものと信じたい、いや、そう切に願います。。
最寄駅は、都営浅草線「西馬込」駅。徒歩5分ほど。
写真の左側の坂が「おいはぎ坂」。
出世稲荷神社(大田区南馬込)。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
RICOH THETA SCによる360度画像(2020.1撮影)。