原稲荷神社(荒川区町屋)
2025.12.30[ 神社 ]

旧町屋村の鎮守神
原稲荷神社(荒川区町屋)
江戸時代前よりこの地でお祀りされてきたお稲荷さま「原稲荷神社(荒川区町屋)」。
創建年代については、(1)1335年(建武2年)の棟札があることからそれ以前の創建(2)徳川家康の江戸入府に伴い三河国百姓が移住した時に創建、というふたつの話があるようです。江戸時代には町屋村の鎮守としてお祀りされていました。
荒川区教育委員会による案内板には、以下のように記されています。
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稲荷神社(原稲荷)
通称原稲荷、町屋稲荷とも呼ばれる町屋の鎮守。祭神は倉稲魂命、須佐之男命、事代主命の三神。創祀年代は未詳だが、建武二年(一三三五)の棟札以前に求める社伝があり、天正十八年(一五九〇)、徳川家康の江戸入部に伴い三河国(愛知県)の百姓が移住した時にさかのぼるとも伝える。六月の素盞雄神社天王祭(荒川区登録無形民俗文化財)において三年に一度執り行われる御神幸祭には、本社神輿の御旅所が設けられる。
社殿右脇に、正保四年(一六四七)二月吉日銘の阿弥陀三尊来迎図の線刻が施されている江戸初期の庚申塔(荒川区指定有形民俗文化財)がある。
荒川区教育委員会
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上記の通り御祭神は、倉稲魂命・須佐之男命・事代主命。
現在は南千住の素盞雄神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、東京メトロ千代田線「町屋」駅。

神社外観。東側からの眺め。

東側の鳥居。

境内の様子。

拝殿。

拝殿前の狛犬。上を見上げているタイプ。

荒川区教育委員会による案内板。

こちらは西側にある鳥居。
MAP
東京都荒川区町屋2丁目8−7









