白旗稲荷神社(藤沢市鵠沼神明)
2025.10.19[ 神社 ]
旧日車田町にお祀りされていた神社
白旗稲荷神社(藤沢市鵠沼神明)
古くから大庭御厨領車田にお祀りされていた「白旗稲荷神社(藤沢市鵠沼神明)」。
創建年代は不明ですが、古くから「車田」(旧車田町)にお祀りされていました。地元では「車田白旗稲荷」と呼ばれているようです。
境内の案内板には、以下のように記されています。
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白旗稲荷神社(旧車田町)
境内には飯尾常吉翁頌徳碑(大正十年銘)、二十三夜塔、庚申供養塔(元禄二年・1689)、板碑などの石造物があります。飯尾常吉は明治二十六年車田町に住み、町内の為に力を尽くしました。白旗稲荷の敷地は飯尾翁が寄付したものです。
著 藤沢市文化財ハイキングコースより抜粋
車田町の由来について
鵠沼から藤沢台町にかけて引地川の低地は、平安時代から大庭御厨の領地で「車田」という神田がありました。伊勢神宮に収める米が植えられ車輪のように丸い田園でその地名が残りました。
郷土史研究家 平野雅道
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最寄駅は、小田急江ノ島線「藤沢本町」駅。徒歩約5分ほど。
入口の鳥居。
境内の様子。白い鳥居の先に、社殿があります。
社殿。
境内の案内板。
左にあるのは元禄年間奉納の庚申塔。右にあるのは天保年間奉納の二十三夜塔。
MAP
神奈川県藤沢市鵠沼神明5丁目6