長後豊川稲荷(藤沢市長後)

2023.07.30[ 神社 ]

長後豊川稲荷(藤沢市長後)

もとは鎌倉五山・浄智寺にあったお稲荷さま 長後豊川稲荷(藤沢市長後)

鎌倉五山のひとつ・浄智寺にあった稲荷祠を遷して町の守護神とした「長後豊川稲荷(藤沢市長後)」。

もともと鎌倉五山第四位の浄智寺の山門近くにお祀りされていたという稲荷祠を、関東大震災後に長後に遷し町の守護神として奉斎したそうです。

『長後豊川稲荷の歴史』と書かれた案内板には、以下のように記されています。

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臨済宗円覚寺派の浄智寺(一二八三)は鎌倉五山の四位に列せられる寺で、開基は北条宗政の子、北条師時としたが、当時の師時は八歳であり、実際には宗政の妻と兄・北条時宗による創建である。
豊川稲荷は浄智寺の山門近くに安置されていたが、豊川稲荷の祠(ほこら)、を納めていた建物が、関東大震災(大正十二年九月一日)で倒壊したために、浄智寺では大変困っていたそうです。震災で寺の山門は倒れ資金繰りにも困り稲荷を納める建物まですぐには建てることは出来ませんでした。
長後町頭、村上直吉氏、鈴木寛氏、青木秀一氏、井上徳太郎氏、井上時蔵氏、諸節源治氏など町の代表らが相談をして、永明寺住職、阿部素裕氏と鎌倉の東慶寺(北条時宗の妻覚山尼の創建通称縁切り寺)住職、佐藤禅忠氏の力強い支援を得て長後にお迎えしたいと言う願いを申し出たところ、実現することが出来たのです。
大正十四年三月十五日遷官式を挙行せられて以来長後町の守護神となられた、例祭日は三月十五日と定められて、長後公園で歌舞伎を楽しむときには多くの人でにぎわった。

長後一区、二区、五区自治会
平成二十七年七月吉日

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最寄駅は、小田急江ノ島線「長後」駅。徒歩約3分ほど。

長後豊川稲荷(藤沢市長後)写真

南側からの眺め。といっても、植え込みがあって見えません。。

長後豊川稲荷(藤沢市長後)写真

外観。

長後豊川稲荷(藤沢市長後)写真

案内板。

長後豊川稲荷(藤沢市長後)写真

長後豊川稲荷(藤沢市長後)写真

長後豊川稲荷(藤沢市長後)写真

MAP

神奈川県藤沢市長後696−6

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