京浜伏見稲荷神社(川崎市中原区新丸子東)
2020.04.25[ 神社 ]
戦後に創建、一風変わった(?)お稲荷さま「京浜伏見稲荷神社(川崎市中原区新丸子東)」。
戦後の1951年(昭和26年)に、初代宮司となった冨澤冠受大人之命が神示をうけ、創建したと伝わっています。
境内にある案内板には、以下のように記されています。
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御案内
当正一位京濱伏見稲荷神社の大神様は戦後、京都伏見稲荷大社より出世稲荷として御鎮座されました。
経験灼かな神様として万民豊楽を示して御参拝を重ねるごとに稲穂のように一粒万倍お知恵や利益が授かると関東一円はもとより日本全国から老若男女の方々が来社されています。
御社殿は日本最大級の九棟稲荷造りを誇りまた百八体の御眷属(狐の像)は大神様のお使いとして多様な姿を見せるめずらしい石像です。
当神社の由来
当京濱伏見稲荷神社は戦後の昭和二十年から三十年頃、人々の生活不安の中で地域の復興と活気と明るさを呼び起すため、京都の伏見稲荷大社より東京と横浜の間に江戸造り様式によりお祀りされました。
江戸造りは神社の土台に霊峰富士山の溶岩を積むことが大変縁起がよいこととされて江戸時代に流行しました。
当神社では、その縁起にあやかって本殿の周囲を富士山の溶岩でかためた廻り造りとなっています。
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御祭神は、常磐稲荷大神。配祀神として、五成大明神(宇加之御魂大神・大己貴命・猿田彦命・大宮能女神・保食之神)。
外観は普通の神社なのですが、境内は「お狐様のテーマパーク」のような雰囲気。ちょと変わった(?)お稲荷さまです。
最寄駅は、東急東横線・目黒線「新丸子」駅。徒歩約3分ほど。東急東横線「武蔵小杉」駅からも近いです。
鳥居と社標。
御由緒の書かれた案内板。
境内社。
境内には、至るところにお狐様がいます。
境内社の富士浅間神社(右)と白山神社。
境内社の文殊稲荷。
MAP
神奈川県川崎市中原区新丸子東2丁目 980番地