白山稲荷神社

2018.06.28[ 神社 ]

小机・雲松院神太寺の守護神として祀られた神様 白山稲荷神社

小机にある雲松院神太寺の門前に鎮座する「白山稲荷神社」。白山神社と稲荷社が合祀されているそうです。

どちらが先なのか等、詳細はわかりませんが、もともと臥龍山雲松院神太寺の守護神として勧請されたものとのこと。

臥龍山雲松院神太寺は、後北条氏の重臣だった笠原信為が、1525年に父の追善供養のために現在の神大寺付近に建立した曹洞宗のお寺。建立後ほどなく火災に遭い、現在地に移転しました。しかしお寺のあった一帯は、寺がなくなった後も「神大寺村」として名称が残ることとなります。現代でいえば東横線の「都立大学」駅や「学芸大学」駅のような感じでしょうか?

笠原信為は、後北条氏がこの地域を支配していた当時に、太田道灌によって落とされ廃城となっていた小机城を改修した人物。しかし小机城は徳川家康の江戸入府に伴い再び廃城となりました。

最寄駅は、JR横浜線「小机」駅。駅前の大通り(かつての八王子街道)を越え、細い路地を進んだ先にあります。

白山稲荷神社写真

社殿へと続く参道。左手にあるのが臥龍山雲松院神太寺。

白山稲荷神社写真

白山稲荷神社写真

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