今戸神社
2019.07.06[ 神社 ]
石清水八幡の御分霊を勧請し創建された八幡さま
今戸神社
石清水八幡の御分霊を勧請し創建された「今戸神社」。
1063年(康平6年)、源頼義・義家父子が、京都の石清水八幡の御分霊を勧請し、創建したと伝わっています。今戸神社ホームページには『奥州の夷賊安部貞任・宗任の討伐の折、篤く祈願し、鎌倉の鶴ヶ岡と浅草今之津(現在の今戸)とに京都の石清水八幡を勧請』とあるのですが、おそらくは凱旋後に建立したものと思われます(鶴岡八幡宮ホームページではそのようになっています)。
古くは「今戸八幡」と称していましたが、1937年(昭和12年)に白山神社を合祀し「今戸神社」と改称されました。
御祭神は、應神天皇・伊弉諾尊・伊弉冉尊。また「浅草名所七福神」のひとつとして、「福禄寿」を祀っています。
最寄駅は、東京メトロ銀座線・東武伊勢崎線・東京都営地下鉄「浅草」駅。徒歩8分ほど。
鳥居。
拝殿横の「招き猫」像。『お江戸は浅草今戸で生まれ愛され続ける招き猫』と刻まれています。こちらの神社では、「招き猫発祥の地」を謳っています。(紹介されている内容は、浅草寺にまつわるお話なのですが、おそらく「今戸焼」つながりなのだと思います)
「沖田総司の終焉之地」碑。沖田総司を診ていた医師・松本良順の私邸が今戸神社境内にあり、ここに沖田総司が収容されたということに因み設置されたもの。(※「沖田総司終焉の地」については諸説あるようです)