鶴ヶ峰石像群(横浜市旭区鶴ケ峰本町)
2026.02.19[ 史跡・公園等 ]

巳待講の地蔵尊を含む石像群
鶴ヶ峰石像群(横浜市旭区鶴ケ峰本町)
江戸時代に造立された石像群「鶴ヶ峰石像群(横浜市旭区鶴ケ峰本町)」。
名称は仮称です。某地図アプリでは「鶴ヶ峰の石仏三体」と表示されます。
薬王寺に向かう辻に安置されています。全部で三体の石像があり、ひとつは詳細不明のお地蔵様、そして巳待講による巳待供養地蔵に、地神塔です。いずれも江戸時代造立のものと思われます。
覆屋の中にある説明文には、以下のように記されています。
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地神塔
徳川11代将軍徳川家斉(1802)頃、地神信仰に基づいて、地神講によって造立された、石塔です。春分・秋分に戊(つちのえ)の日に、お百性さん達が農村の神に収穫を感謝し、飲食共にし情報交換した。
巳待供養地蔵
德川8代将軍徳川吉宗(I721)9月吉日
巳待ちとは己巳(つちのとのみ・60日ごとに巡って来る)に行う弁財天のお祭り。
弁財天 音楽・知恵の徳があり、貧困を救い財物を与える天女、水の神様、特に最家から信仰された。
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南関東(特に東京・神奈川)でよく目にする石塔といえば、地神塔に庚申塔(そして道祖神)なのですが、こちらには巳待塔(巳待供養地蔵)があったので採り上げました。巳待塔は特に東北地方と関東地方に多いのだそうですが、私は初めて出会いました(※これまではただ気づかなかっただけかも?)。
最寄駅は、相模鉄道本線「鶴ヶ峰」駅。

外観。左の坂を登った先に、六ツ塚のある薬王寺があります。

中央にあるのが巳待供養地蔵。右は詳細不明の地蔵尊像、左は地神塔。
MAP
神奈川県横浜市旭区鶴ケ峰本町2-15-6









