下野毛の渡し碑

多摩川の氾濫によって分断された村を往来するために設けられた渡しの跡「下野毛の渡し碑」。

碑の上部には、以下のように記されています。

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江戸時代初期、洪水で下野毛村が分断され、飛び地が生まれた。対岸へ耕作に通うほか、神奈川と東京とを結ぶ交通にも用いられた。1955（昭和30）年に廃止。

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跡、と言っても、この場所にはこの小さな碑以外には往時を偲ぶものは残っていません。ただ、ここから徒歩2・3分ほどのところにある「下野毛宇佐神社」は、旧野毛の鎮守だったと思われる「尾山台宇佐神社」の御分霊を勧請し創建されたと伝わっています。

最寄駅は、東急田園都市線「二子新地」駅。徒歩20分ほど。

川崎側の河原には、現在「ゴルフコース」があるようです。