八丁畷の無縁塚
2018.01.06[ 史跡・公園等 ]
江戸時代の無縁仏のために建てられた供養塔
八丁畷の無縁塚
京浜急行「八丁畷」駅の脇に設けられている無縁塚。
東海道川崎宿を京方面へ向かって、八丁(約870メートルと言いますが、どちらかというと『それくらい長い』という意味ではないでしょうか)あまり畷(なわて・田のあいだのまっすぐな道)が続いていたことから名付けられた「八丁畷」。当時は街道の両側には松や杉などが植えられ、「八丁縄手並木」と呼ばれていたそうです。
江戸時代に、川崎宿で亡くなった身元不明の方々がこの地に埋葬されていたようで、近代に入り周辺の工事などで当時の遺骨が多数発見されたことから、地元の方々が中心となり供養塔が建てられたとのことです。
案内板。
近隣の中学校の美術部作成のモザイクパネルが飾られています。間近で見ると全くわからないのですが、引いてみると絵柄が見えてきます。