新羽杉山神社
2018.11.14[ 神社 ]
「新羽郷総鎮守」として古くから信奉されてきた神社
新羽杉山神社
「新羽郷総鎮守」として古くから信奉されてきた「新羽杉山神社」。
創建年代は不明ですが、かつてこの地域が「根古屋庄荷場郷」と呼ばれていた時代に、日本武尊が東征の折にこの地を通ったそうで、彼の死後に彼の徳を慕って村民が祠を造って祀ったのが起源と云われています。そして「荷場郷」が現在の地名「新羽」になったとも言われています(※諸説あります)。確かに境川や鶴見川流域には(他の地域にも見られますが)日本武尊伝説の残る地が多くあります。
明治期に村社となり、近隣の荒神社・熊野社・皇大神宮を合祀しました。
現在の御祭神は、日本武尊・火産霊神・澳津彦神・伊弉冊命・速玉男命・事解男命・天照皇大神。
「根古屋庄荷場郷」が現在のどのエリアまで指し示すのかはわかりませんが、神社のある一帯はかつて鶴見川(あるいはその支流)が作った田園地帯であったと思われます。神社は丘の上(実際には、丘の中腹・背後には絶壁があります)に祀られていたようですね。
最寄駅は、横浜市営地下鉄ブルーライン「新羽」駅。徒歩3分ほどでしょうか。
大鳥居の横にある御由緒書。
社殿右奥にある境内社。合祀された神様が祀られています。