西郷・勝会見之地碑
2016.12.30[ 史跡・公園等 ]
「江戸城無血開城」が決まった場所・旧薩摩藩蔵屋敷跡地
西郷・勝会見之地碑
西郷隆盛と勝海舟の会談により江戸が戦火を免れた会見が行われた地に立つ「西郷・勝会見之地碑」。
ここはもともと旧薩摩藩蔵屋敷。この場所で西郷隆盛と勝海舟の会談(2回目)が行われ、結果「江戸城無血開城」の運びとなりました。
幕末の京の惨状は、あまり表舞台では語られませんがかなりひどかったようです。「よそでやってくれ」はどの時代でも聞くセリフですが、当時の京市民の切実な思いだったと思われます。それを考えれば、東京(当時の江戸)がそうならなかったという意味でこの会談の意義の大きさは計り知れないものだと思います。もっともその後上野では一戦あったのですが。。
今となってはこの後戊辰戦争へと続く歴史の一場面に過ぎないのかもしれませんが、江戸としては大きな転機となったことは間違いありません。
なお、現在この地は三菱自動車の本社所在地。三菱グループの創始者はあの岩崎弥太郎です。もし今聞くことができるのなら、彼はどんな言葉を発するのでしょうか。。