新富稲荷神社

2017.09.14[ 神社 ]

新富稲荷神社

歌舞伎「新富座」の守護神として祀られていたお稲荷さま 新富稲荷神社

もともと鉄砲州稲荷神社の分社で「赤丸稲荷」と呼ばれていた稲荷社が起源と伝わる「新富稲荷神社」。

明治期に新吉原の中万字屋がこの地を借り上げ「新島原遊郭」を造った際に「中万字稲荷」と呼ばれるようになったそうですが、遊郭が廃止になった後歌舞伎小屋の「守田座」がこの地に移転し「新富座」として興行を行っていたそう。新富座は関東大震災で被災し、その後は再建されずに無くなってしまいました。

現在は「新富稲荷神社」として残っています。手水舎と手水鉢に「坂東三津五郎」の名がありますが、「守田座」を移転した二代目守田勘彌の子が七代目坂東三津五郎だそう。

最寄駅は東京メトロ有楽町線「新富町」駅。徒歩1分ほど。

新富稲荷神社写真

新富稲荷神社写真

手水鉢。

新富稲荷神社

手水舎の屋根にも。。

新富稲荷神社写真

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