図師熊野神社(町田市図師町)
2024.03.01[ 神社 ]
津久井道沿いに鎮座しているおくまんさま
図師熊野神社(町田市図師町)
津久井道沿いに鎮座しているおくまんさま「図師熊野神社(町田市図師町)」。
創建年代は不明ですが、江戸時代・貞享年間の検地の際に記載のあることから、それ以前からこの地に鎮座していたものと思われます。明治期には近隣の神社を合祀し村社に列せられていました。地元では「おくまんさま」と呼ばれていたそうです。
境内にある御由緒板の「由緒」には、以下のように記されています。
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創建の年代は不詳である。貞享四年(一六八七)二月に熊野権現領として畑一反二畝四歩の除地があった。文久二年(一八六二)から明治九年(一八七六)の十四年を要して社殿を専建する。 明治四十四年(一九一一)神明二社(結道・坂下)、熊野社(結道)、天満社(岩)、稲荷社(川島)、若宮八幡社(半沢)を、また大正五年(一九一六)白山社(半沢)を合祀した。同年に村社に列せられた。
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現在の御祭神は、伊邪那岐命・伊邪那美命・天照大神・素盞鳴尊・宇迦之御魂命・応神天皇・菅原道真公。
最寄駅は、JR横浜線「古淵」駅、あるいは「淵野辺」駅。しかしどちらからも徒歩だと30分以上かかります。。
津久井道から少し入った、緩やかな斜面を登ったところにあります。かつては街道沿いまで神社の敷地内だったのかもしれません。津久井道は津久井名産の鮎を江戸に運んでいたことから「鮎の道」という異名もあるそうです。
正面の鳥居。
手水舎。
拝殿。思いっきり広角で撮影。
拝殿前の狛犬。
拝殿に掲げられた扁額。
境内の御由緒板。
MAP
東京都町田市図師町1854