喜多見氷川神社(世田谷区喜多見)
2023.02.18[ 神社 ]
喜多見三所明神のひとつ
喜多見氷川神社(世田谷区喜多見)
8世紀の創建と伝わる、江戸氏・喜多見氏ゆかりの神社「喜多見氷川神社(世田谷区喜多見)」。
740年(天平十二年)の創建と伝わっていますが、延文年間(1356年~1360年)に社殿が大破し、またその後多摩川の反乱によって古文書が流出してしまったため、詳細は不明なのだそう。その後戦国時代に江戸氏、江戸時代には(江戸氏の後裔である)喜多見氏によって再興されました。現在は近隣にある大蔵氷川神社・宇奈根氷川神社と合わせ喜多見氷川三所明神と呼ばれているそうです。
境内にある世田谷区教育委員会による案内板には、以下のように記されています。
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氷川神社の創建は古く、天平十二年(七四〇)に素盞嗚尊を奉祀したことに始まると伝えられています。永禄十三年(一五七〇)には、この地の領主江戸刑部頼忠により再興されました。その子孫喜多見勝忠がが神領五石二斗を寄進したほか、社前の二の鳥居は承応三年(一六五四)に喜多見重恒、重勝兄弟によって建立寄進されるなど、江戸・喜多見氏とゆかりの深い神社です。
また、慶安二年(一六四九)、徳川家光より十石二斗余りの朱印状を与えられ、以降、将軍家より八通の朱印を受けています。
例祭 十月第三日曜日
平成二十六年三月
世田谷区教育委員会
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御祭神は、素盞嗚尊。
最寄駅は、小田急小田原線「喜多見」駅。徒歩約20分ほど。
神社外観。思いっきり広角にしての撮影なので、なんかスゴい画になっています。。
正面の一ノ鳥居と、社標。
世田谷区教育委員会による案内板。
1654年に奉納された二の鳥居。現存する石鳥居では世田谷区内最古のものだそう。
拝殿。
拝殿脇の境内社。
境内にある「龍石」。
拝殿前の狛犬。
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MAP
東京都世田谷区喜多見4丁目26−1