山蔭神道東海斉宮 瑞穂神社(横浜市戸塚区柏尾町)
2022.08.05[ 神社 ]
古神道・山陰神道による神社
山蔭神道東海斉宮 瑞穂神社(横浜市戸塚区柏尾町)
古神道・山陰神道による神社「山蔭神道東海斉宮 瑞穂神社(横浜市戸塚区柏尾町)」。
山陰神道の宗家・山陰家は、応神天皇の時代に日本に帰化したとされる阿知使主を始祖とする東漢氏に起源を持ち、その時代から宮中に仕え、祭祀を司ってきたと云います。こちらの神社は、1997年(平成9年)に建立されました。現在の本殿がある場所のそばには、かつて龍神を祀っていた小さな祠があったそうです。
神社頒布の栞には、御由緒について以下のように記されています。
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瑞穂(水火)神社は、文部科学大臣認証宗教法人「山陰神道」の神社であり、元宮は、愛知県の幸田町にあり、「貴嶺宮」と云います。
山陰神道は約二千年の伝承を有する古神道であり、宗家の山陰家は応神天皇の御代より歴代宮中に仕え、国家の重要な祭務を司って参りました。
当地は、旧名「川上村上柏尾」と称し、それは、奈良県吉野郡樫尾に由来し、鎌倉時代の移住者により開かれた土地であります。もともと水源の地にして、今に湧水は絶えません。里人に、水神の眷属「龍神」の信仰がありましたが、今は隠れてしまい「霊験の秘儀」を見失ってしまいました。
そこで、平成九年に、天地創造の神である太元霊を主祭神に、その御顕れ神である水の神「丹生都比売神」と火の神「火産霊神」を併せ祀り、瑞穂(五穀)を養う神として「瑞穂神社」を建立したのであります。
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主祭神は、天津渦々志八奈藝大神(天之御中主大神)、配神として、丹生都比売神・火産霊神。
最寄駅は、JR横須賀線「東戸塚」駅。
神社入口。
参道。
拝殿。手前の円形の場所は、祭祀の際に使用するのだそうです。
「夫婦の木」。
MAP
神奈川県横浜市戸塚区柏尾町764