金刀比羅神社鎮守堂（横浜市青葉区鉄町）

曹洞宗一抽山宗英寺の境内にお祀りされている「金刀比羅神社鎮守堂（横浜市青葉区鉄町）」。

宗英寺は慶長年間（1596〜1615年）に、加藤権右衛門景正が開山したと云われています。鎮守堂もお寺の創建時に建立されたものと考えられています。

ちなみにこの「金刀比羅神社鎮守堂」、某地図でそう表示されていたのでそのまま使用していますが、正式名称は「宗英寺鎮守堂」で、現在は道了大権現・秋葉大権現・金毘羅大権現・不動明王・白山妙理大権現の五神が祀られています。ただ地域では古くから「金毘羅さん」と呼ばれているそうなので、もしかしたらかつては上鉄村の鎮守として金毘羅さんが祀られていたのかも？

最寄駅は、東急田園都市線「市が尾」駅。徒歩だと30分以上かかると思います。。

正面の小山のような場所の頂上に鎮守堂はあります。左に小さく見えるのは宗英寺。

鎮守堂へ続く参道。

鎮守堂。

境内にある「萬助力石」。台座には以下のように記されています。

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文化・文政（江戸時代）の頃 當鉄町の住人にして力萬助と称されし村谷萬助が江戸往還の途多摩川河畔より五里の道中を一人肩に負い當山鎮守堂に奉納せしものなり爾来當地の若者達が角力を競いし謂れあり
茲に祖先の遺徳を偲び台座を築き之を安置する者也

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参道の脇に祀られている小祠。