品川神社
2017.04.26[ 神社 ]
社紋は「丸に三つ葉葵」徳川家康が関ヶ原の合戦の戦勝祈願をした「北の天王さん」
品川神社
1187年に、源頼朝が海上交通安全と祈願成就を祈願し、安房国の洲崎明神より天比理乃咩命を勧請して創建したと伝わる「品川神社」。当時は品川大明神と称していました。
その後鎌倉時代に北条高時の家臣二階堂道蘊が宇賀之売命を、室町時代には太田道灌が素戔嗚尊(天王神)を勧請し合祀されました。現在も御祭神はこの三柱です。
徳川家康が関ヶ原の合戦への出陣の際にこちらで戦勝を祈願したそう。祈願成就の御礼として葵神輿等が奉納され、江戸時代には「御修覆所」として徳川家の厚い庇護を受けました。社紋も「丸に三つ葉葵」となっています。庶民からは「北の天王さん」と呼ばれ慕われていたそうです。
御由緒にそうそうたる顔ぶれが並ぶ品川神社ですが、その御神徳か?先の戦争では難を逃れたそう(現在の社殿は戦後に再建されたもの)。
明治期には「准勅祭社」に定められました。「東京十社」のひとつ。
最寄駅は京浜急行本線「新馬場」駅。駅からすぐ。
第一京浜からの眺め。中央にある鳥居は「双龍鳥居」と呼ばれる石鳥居。
東海七福神のひとつとして、大黒天さまを祀っています。