鴨居杉山神社
2020.08.21[ 神社 ]
古くから鴨居村の鎮守として祀られていた杉山社
鴨居杉山神社
古くから鴨居村の鎮守として祀られていた「鴨居杉山神社」。
1449年(宝徳元年)の創建と伝わっています。以来鴨居村の鎮守として祀られてきたと云います。鴨居村は後北条氏による『小田原衆所領役帳』に記載されている古くからの農村でした。
境内の御由緒には、以下のように記されています。
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当神社は宝徳元年(皇紀二一〇九年)の創建であり、爾来この場所に鎮座ましまし、神社明細帳には「明治八年十二月村社(旧社格)に列せられたり、明治二十四年五月五日神明社・稲荷社を合併せり」と記載されている。
杉山神社は鶴見川水系(帷子川を含む)を中心として集中しており、「新編武蔵風土記稿」によれば七十二社あると云われているが、多摩川を越えた北側には全く分布を見ない。霊験あらたかな神社として往事この様に数多く建立された様である。延喜式の神名帳には唯一の延喜式内社として記載されているが、どの神社が該当するのか定かではない。
当鴨居は数十年前迄、戸数九十戸に満たない純農村であったが、創建の昔より大切にお護りして来た鎮守様であり、今後も心のよりどことろして尚一層、崇敬の念を新にしなければならない。
側社として裏山の中腹に、大山阿夫利神社・榛名神社をお祀りしてある事を附記して御由緒とする。
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現在の御祭神は、日本武尊・天照大神。
現在は劔神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、JR横浜線「鴨居」駅。徒歩5分ちょっと。
正面の鳥居。
石段を登った先に拝殿があります。
境内社の天満宮。石段を上がる手前右側にあります。
拝殿。周囲は木々に覆われています。
境内にある御由緒板。