丸子山王日枝神社
2020.04.27[ 神社 ]
平安時代創建・丸子庄総鎮守として祀られていた神社
丸子山王日枝神社
平安時代創建・丸子庄総鎮守として祀られていた「丸子山王日枝神社」。
平安時代初期の809年(大同4年)、桓武天皇の孫に当たる山本平左衛門尉恒重とその弟次郎左衛門尉恒明が、大津にある日吉大社の御分霊を勧請し、「丸子山王権現」と称して丸子庄の総鎮守として創建したのが起源と伝わっています。
御祭神は、大己貴神。相殿神として、家都御子神・建御名方神・応神天皇・天照大御神・菅原道真・日本武尊。これらは、大正時代に村内にあった熊野社・諏訪社・八幡社・神明社・天神社・杉山社・大六天社を合祀したことによるもの。
最寄駅は、東急東横線「新丸子」駅。徒歩6・7分ほど。
南側にある鳥居。
境内の御由緒板。
神使の「神猿」像。
境内社の稲荷社・大鷲社。
御神木。かつて境内にあった杉は「山王さんの大杉」と呼ばれていました。樹齢700年余と伝えられ、3本あったそうですが、明治・大正期に1本ずつ倒れ、最後の1本も昭和9年に伐採されたそう。こちらはその最後の1本の一部を「御神木」として保存しているもの。