八名川稲荷神社(江東区新大橋)
2025.01.03[ 神社 ]
旧深川八名川町にお祀りされている小祠
八名川稲荷神社(江東区新大橋)
八名川小学校そばの住宅街に鎮座している「八名川稲荷神社(江東区新大橋)」。
「八名川」は、江戸時代初期に三河国八名川村出身の武士団(御旗組)が神田に住み、その地が「神田八名川町」(現在の浅草橋駅西側の辺り)と呼ばれていたことに由来するもの。1718年(享保3年)に起きた火事で神田八名川町も類焼し、ここにいた人々は深川に移転、移転先は深川八名川町と呼ばれるようになりました。しかし新しい土地に馴染めず、再び神田に戻ることに。その後深川八名川町は、八名川由来の人がいない状態で町名のみが残ったのだそう。1934年(昭和9年)に現在の町名「新大橋」になりました。
と、社名の「八名川」についてはわかったのですが、創建年代や御由緒等、その他の詳細は残念ながらわかりませんでした。
最寄駅は、都営地下鉄新宿線・大江戸線「森下」駅。
神社入口。
鳥居の扁額。
境内の風景。社殿は左奥にあります。
社殿と、檻の中のお狐様。
社殿前からの鳥居方面の眺め。
MAP
東京都江東区新大橋3丁目1−4