宇山稲荷神社(世田谷区桜丘)
2023.04.05[ 神社 ]
宇奈根・山谷地区にお祀りされたお稲荷さま
宇山稲荷神社(世田谷区桜丘)
宇奈根・山谷地区にお祀りされたお稲荷さま「宇山稲荷神社(世田谷区桜丘)」。「うざんいなり」と読みます。
創建年代は定かではありませんが、明治初期に「無格社稲荷神社」として確認されていることから、江戸時代後期にはこの地に鎮座していたものと思われます。一説には、現在お隣にある南照山久成院東耀寺とともに、江戸時代前期の創建ではないかと云われています。
境内に掲げられている御由緒板には、以下のように記されています。
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新編武蔵風土記稿の荏原郡の部に「宇奈根山谷村の西の隅にあり」と記されて居るので、今の宇山の名はこれが縮まったものと思われる。
明治初年無格社稲荷神社であったので、相当昔から土地の人等が稲荷様を祀っていた証拠である。その後、明治四十二年六月十二日の合祀令により郷社宇佐神社、現在の世田谷八幡宮に形式上合祀されたが、昭和二十九年一月二十六日神社本庁所属の「宗教法人宇山稲荷神社」として登記された。
西向き稲荷と称して参拝する人もあり、また「防ぎ神の神事」等古来の信仰行事を続けているのもこの神社を除いては少なくなった。
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御祭神は、宇迦之御魂神。
最寄駅は、小田原小田原線「千歳船橋」駅。徒歩約15分ほど。
神社外観。
正面の鳥居と社標。
境内の御由緒板。
鳥居をくぐった場所からの境内の眺め。
手水舎前のお狐様。
拝殿。
境内社。
境内は、結構広い空間があります。
MAP
東京都世田谷区桜丘4丁目14−18