綱島諏訪神社
2017.06.20[ 神社 ]
甲州武田家の家臣が諏訪明神を勧請して創建されたお社
綱島諏訪神社
甲州武田家の家臣が信濃国の諏訪明神を勧請して創建された「綱島諏訪神社」。江戸期より綱島の鎮守として崇敬を集めていました。武田家の家臣団、南関東まで勢力を伸ばしていたんですね。。
かつては武蔵国一円の力自慢を集めてこの地で草相撲が行われていたそう。
現在の社殿は昭和48年に再建されたもの。現在は師岡熊野神社の兼務社となっています。
御祭神は、当然ながら建御名方命。
お詣りした日は晴天だったこともあるのでしょうが、境内に敷き詰められた白石と新緑、そして(兼務社ということで)人のいない静けさが相まって、とても荘厳かつ神秘的な空間が広がっていました。またこちらの例大祭は横浜市内でも最大級とのこと。実は私も四半世紀前に綱島に住んでいたのですが、仕事が休みの日に祭囃子の音で目覚めたことを思い出します。とはいえ当時はお詣りしたことがなかったのですが。。
決して広い境内ではないですし、もしここが観光地で多くの見物客がいたら、また違った印象だったのかもしれませんが、大鳥居をくぐり石段を上った先に広がるこの空間には、まさに「神々しさ」を感じることができた気がします。